イラストレーターさんの自作ポートフォリオサイトへ、12のダメ出し。仕事ゲットしたいなら要改善

カテゴリ : 仕事の取れるイラストサイトの作り方
イラストレーターさんが自作したポートフォリオサイトへのダメ出し

Jimdoやtimblrなどでイラストサイトを自作したイラストレーターさん、こんなことやっちゃってませんか?

この記事は、ある実在するイラストレーターさんが自作したポートフォリオサイトへのダメ出しです。もちろんどこのどなたかは名誉のために伏せますが、不思議なことに、多くのイラストレーターさんが似たようなことをやっています。

イラストが趣味であれば、なんでもいいんです。でも仕事の取れるウェブサイトにしたいならば、そうじゃない。

すでに10年以上のキャリアがあって立派に活動しているベテランイラストレーターさんでも、ウェブサイトはひどいことになっている、というケースも少なくないものです。

目次

1. メニューがなぜか英文字

英文字メニューの例

英文字メニューの例

イラストレーターさんのウェブサイトは、メニューがなぜか英文字です。HOME、ILLUST、GALLARY、PROFILE、CONTACT、てな具合に。

さらに「MY ILLUST」「CLIENT1」など、謎分類もよくあります。何の分類かは、本人に聞いてみないとちょっとわかりません。

なぜこれが良くないのか?

ウェブサイトにおけるメニューとは、訪問者が「どこをクリックすれば、自分の知りたい情報が得られるか」を容易に知るために存在するものだからです。ゆえに、日本語のサイトなら日本語で作るのが第一選択

英語のメニューにした理由って、ちょっとオシャレっぽくしたかっただけでしょ?原則を覆すほどの理由なんか、ないでしょ、そんなもん?

2. エンターページがある

エンターページ・扉ページをつけない

「エンターページ」は訪問者が知りたい情報をわざわざワンクリックぶん遠くにするし、情報量も少なすぎるので、設けるだけ損な無用の長物です。

ホームページ(正しくはよくエンターページが置かれる場所をホームページといいます)は、それを1ページ眺めただけでサービスの概要が伝わるのが理想です。
「エンターページ」だけは本当にやめなさい。ポートフォリオサイトを自作したいイラストレーターさんへ – いしつく!ブログ

3. イラスト画像を貼り付けただけ、情報を載せていない

イラストレーターさんが自作したポートフォリオサイト

多くのイラストサイトでは、イラスト画像はシンプルに貼り付けてあるだけです。

仕事に結びつけたいのだったら、情報を添えることです。今後それを頼むかもしれない人に宛てて「このときの仕事はこんなでしたよ、こんな感じの依頼に対してこんな制作をしたんです」と伝えることです。

それを怠るから、あなたのイラストは「仕事のサンプル」として見てはもらえない。「ギャラリー」、つまり一般の人が絵を鑑賞して楽しむためのウェブサイトになってしまう、だから仕事の問い合わせが来ないのです。

【イラストレーター】ポートフォリオは「作品集」よりも「製品カタログ」を作れ! – いしつく!ブログ

4. イラストにポエムを添えている

イラストにポエムを添えてある例

情報が載ってないよりもっと残念なのは、イラスト画像の脇に「その絵に込めた想い」的なポエムをコメントとしてつけてあること。ポエムはギャラリー化をいっそう加速させます。

5. エフェクトだけはこだわっている

  • 画像にカーソルを持っていくと、ふわっと拡大して表示
  • 画像が動いたり、色が変わったりする
  • カーソルがかわいい動物アイコンに変わる
  • ページを開くと音が鳴る

情報はろくすっぽ揃ってないのに、こういう点にだけはやたら気を配る。クリエイターらしくてまことに結構です。あ、イヤミでっせ。

自分の世界を表現することを優先し、利用者の利便性は二の次」というクリエイターの悪い部分は、多くのビジネスマンが嫌うところです。仕事を引き寄せたいなら、ウェブサイトはできるだけユーザーフレンドリーに。そして情報を重視する。

6. プロフィール文がシンプルすぎる

自作イラストポートフォリオサイト プロフィール

20XX年からギャラリー展示で活動。デザインのかたわら、イラスト制作を行う。Twitter&Instagramで自作イラストを配信中。

残念ながら、これでは何も伝わりません。しかもどのイラストレーターさんも判でついたかのように似た文章なので、あなたが顧客の印象に残ることはないでしょう

せっかくプロフィールを載せるのならば「このイラストレーターは信用していいんだ」「ちゃんと仕事こなしてくれそうだ」と思わせる文章にすることです。

それ相応の書き方というものがあります。
それはどちらかというと就活における履歴書とか職務経歴書に近いものです。

もしプロフィールをきちんとしたものに変えたければ、個別にしかアドバイスできないものですので、いしつく!へご相談ください。

7. プロフィールが個人的すぎる

自作イラストポートフォリオサイト プロフィール

何かのテンプレなのでしょうか?性格を並べ立てて書いているイラストレーターさん。

性格:のんびり屋さん・好きと嫌いがはっきりしてる・人見知り

あと趣味のことだけやたら熱い人。

趣味:映画鑑賞。ホラー以外はなんでも観ます。◯◯◯監督作品に注目していて、その繊細かつ大胆な人物描写にすごく心惹かれています。特に20XX年の◯◯という作品は…(以下映画語りが300字ほど続く)

少しでも人間性を伝えたい!という思いは買いますが、膨らませるのはそこじゃない。個人的な話なんかビジネス相手は別に知りたくもありません。

性格の列記なんて、残念を通り越して悲しいことになりがちです。
「のんびり屋さん」で「人見知り」なフリーランスなんて、一体誰が仕事を頼みたいと思う?納期守ってくれなさそう、コミュ力低そう。だから仕事の問い合わせが来なくなる。

なぜわざわざ自分を低く見せるのかな?
あなたの経歴にはもっと素晴らしいところがあるのに

8. それは名前?屋号?はっきりしない

屋号なのか名前なのかペンネームなのか不明

何かアルファベット数文字のロゴみたいなの。それはその人のペンネームなのか、はたまた屋号なのか、それとも単にそのウェブサイトのタイトルなのか、なんだかよくわからない。
そしてプロフィールページを見ても、本名は書いてない。

きちんと名乗ることは、信頼を得るために最低限必要なことです。

あなたなら、名乗れない人に仕事を任せたいですか?
こんなにあたり前のことなのに、できてないイラストレーターさんが本当に多い。ちなみに名刺やポートフォリオも同じです。

イラストレーターさんのペンネーム(+屋号)の決め方。やはり本名がベスト – いしつく!ブログイラストレーターさんのための、名刺の作りかた。仕事を引き寄せる5つのポイント! – いしつく!ブログ

9. 所在地を載せていない

自作イラストポートフォリオサイト プロフィールのNG例

趣味のことはたっぷり書いてあるのに……

名前も屋号もはっきりしないうえ、所在地すらも載せていないイラストレーターさん。

普通の企業からしてみれば、正体を明かさない個人クリエイターなんて、怖くて依頼なんかできやしません。だから来たとしても安価でいい加減な依頼(個人とか)しか来ないんです。

「地方に住んでいることを明かさないほうが、東京から仕事が来る」なんて噂があるそうですけど、そんなの大嘘です。

「ネットの時代だから本名もいらない」なんてのもここでは意味のない話です。匿名で活動すること自体を断罪しているわけではないので話をすり替えないでください。

この原因はたぶん「正体など明かさなくても、イラストさえ良ければ仕事が来る」という大きな勘違いでしょう。実際には、イラストが良くても信頼できないイラストレーターには仕事は来ないんです。

10. 問い合わせフォームをつけていない

イラストサイト 問い合わせフォームがない

問い合わせフォームをつけずにメールアドレスを公開することで、迷惑メールが増える。迷惑メールが増えると、せっかくの依頼メールも埋もれる確率が高くなる。問い合わせフォームをつけることで送信元を絞ることができるので、そういう悲しみを避けられます。

それと、問い合わせフォームは単なる伝言板じゃないよ。名前欄とメッセージ欄だけじゃなく、あらかじめ聞きたいことをフォームに備えておくことで、取引はぐっとスムースになります。

要は、そういう心配りができているイラストレーターに仕事が来る。負けないためにはどうしたらいい?

11. 独自ドメインを使っていない

need-domainname

そもそもJimdoやWixで無料で作ったサイトだから独自ドメインじゃないし。問い合わせフォームの代わりにメールアドレスを載せてあるけど、そのメールアドレスがgmail。なんかちょっと、あまりにも素人っぽい。

gmailは便利だし、JimdoやWixだって無料で立派に使えます。使えればいいじゃん?
いいえ、それでも独自ドメインを持つべきなのは、それがあなたというイラスト制作業者のネット上の看板だからです。

私はちゃんと看板を掲げて商売をしているよ。無料ツールみたいにいつ使えなくなるかわからないようなものじゃない、この先何年間もちゃんと連絡の取れるドメインを持っているよ。だから企業のみなさん、信頼してね。

独自ドメインを持つっていうのは、そういうメッセージ、表現なのです。だからどこのお仕事系ブログも「独自ドメインを持て」って口を酸っぱくしていうんです。

12. ブログとSNSには個人的なこと(+同業者向けの内容)ばかり

イラストレーターのブログのNG例

イラストレーターさんがブログを始めると、きまって初めのうちは個人日記と絵日記を投稿します。

その後ちょっと頑張りはじめると、「イラストレーターになるには」とか「イラストを上達するには」といった同業者向けの内容を投稿しはじめます。

SNSでは、知り合いのイラストレーターとフォローしあって個人の日常のことをわいわいやっています。

知り合いや同業者へ向けて発信することは、仕事に役立てるという観点からいうとほとんど意味がありません。なぜなら、その人たちから仕事が来ることは基本的にないからです。

では誰に向けて書き、誰とつながるべきなのかというと、顧客になりうる人たちです。

個人日記なんて、ビジネス相手の誰もそんなもの読みたくないんです。SNSアカウントも場合によっては個人用と仕事用を分けましょう。

同業者向けツイートは麻薬?!「イラストの描き方」「イラストレーターのなりかた」を投稿している人は要注意 – いしつく!ブログ

ちなみに、それぞれ別のサービスの無料サイトと無料ブログを組み合わせたつくり(JimdoのイラストサイトにAmebaのブログ、とか)はめちゃくちゃもったいないです。同じドメイン内に置くのがいいです。

ダメ出しは以上です。

まだまだあるんですけど、今日はこの辺りで。

12のどれかに当てはまってしまったイラストレーターさん、批判したくてイライラしていることと思います。「私たちはクリエイター、人それぞれなんだから、お前に指摘されるようなことじゃない!」って。

もちろん考え方は人それぞれです。しかしながら、ウェブサイトはこう作ったら仕事が来やすい、という方法はすでに世間で判明しています。それを取り入れたいとは思いませんか?基本を押さえた上で人それぞれの表現をしたほうがいいと思いませんか?

おそらく、どうしたらいいかわからなくて、同業者のサイトを見よう見まねで作った結果そうなった人がほとんどだと思います。だから「いしつく!」を立ち上げました。

イラストサイトを「ちゃんとする」ことで、もっと仕事の幅を広げることができるでしょう。すでにいしつく!を利用して、そんなサイトを手に入れたイラストレーターさんたちがいます。「ちゃんとした」イラストサイトが欲しいなら、ぜひいしつく!へ。
いしつく!とは

自分で改善したい!という方はこちらの記事も読んでみてください。
仕事の取れるイラストサイトの作り方!信頼を得るための10のメソッド。 – いしつく!ブログ

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