イラストレーターのブログの作り方、っていっても登録とかインストール方法とかそんなのはブログサービスやサーバー会社のマニュアル読めば誰でもわかるよね。
そうじゃなくて、イラストレーターの皆さんが本当に知りたいのはたぶんこっち↓だと思う。
- イラストレーターのブログってどこでどうやって作るのが正解なの?
- イラストレーターのブログって何を書けばいいの?
- イラスト仕事の依頼が来るにはどうしたらいいの?
そんなイラストレーターの疑問にお答えする記事です。
イラストレーターのブログは何で作る? WordPress or 無料ブログ
まず、イラストレーターのブログを何で作るか? という話から。
くわしくは後で説明するけど、イラストレーターが仕事を伸ばしていきたいなら、ポートフォリオサイト + ブログというひとまとまりのウェブサイトの形が理想。
この形を作るのには、次のいずれかを使うのがよいです:
いちばん自由度が高くて金額も抑えやすいのが WordPress + レンタルサーバーだけど、ある程度の技術的知識は要りますね。かんたんにしたいならジンドゥーやWix。中にブログ機能もついてます。
いや、別に、単に友達と馴れ合いするためのイラストブログがやりたいんだけど……って人は無料ブログサービスでもいいです。アメブロとかライブドアブログとか。けど実際「完全趣味オンリーでブログをやりたい」って人、そんなにいます? と思うけど
仕事を伸ばしたいなら、無料ブログ・無料サイトは使うな
イラストレーターがブログをやる、っていう動機って、多くは「仕事を伸ばしたい」的なことだと思います。だったら、無料ブログ・無料サイトは使わないでください。
「無料ブログ」は無料で使える代わりに画面が広告だらけになるし、自由なレイアウトもできないから、仕事のためにやるのは全くふさわしくない。
「無料サイト」は、ジンドゥーやWixの無料プランのことを言っている人が多いと思うけど、こっちもおすすめしないです。なぜなら、仕事を伸ばしていきたいなら独自ドメインが必須だから。ジンドゥーやWixの無料プランは独自ドメインが接続できないので、使うべきではない。
ジンドゥーやWixを使うのであれば、必ず有料プランを選ぼう
ジンドゥー無料プランはイラストレーターのウェブサイトに使うべきではない理由 – いしつく!
「ブログで稼ぐ!」は他のジャンルでやれ
「ブログで稼ぐ」「ブログ収益」がやりたいのだったら、イラストブログではなくて他のジャンルでやる方が圧倒的におすすめです。なぜなら、イラストブログは稼ぐのが難しいから。
「ブログで収入」と「仕事依頼を増やす」は全く違うゴールです。なので「ブログを書けば収入も入るし仕事依頼も入る!! 一挙両得!!!」みたいな変な煽り文句を見た人は一旦ちょっと冷静になろう。
イラストはどちらかというと「稼ぎにくい」ジャンル
「ブログで収入」を目指すなら、イラストブログはかなりしんどい。そのいちばんの理由は、イラストやイラストレーターに関する広告そのものが非常に少なく、広告料も出にくいから。ブログ収入的な目線では「儲かりにくいジャンル」なんです。
ブログ収入が目的ならば、イラスト関連ではなくいわゆる「儲かりやすいジャンル」といわれているジャンルを選んでください。そのほうが稼げるし、だからこそモチベーションも保ちやすいから。
ブログの目的を絞ろう
なので、目的はどっちかに絞ってください。「仕事依頼を増やすため」なのか「ブログ収入」なのか。
「イラストの仕事を増やしたい」が目的ならば、そのブログ自体の収益化は諦めて、ブログ収入は別のブログを立ててそっちでやること。
「ブログさえ作れば仕事依頼が来る!」は勘違い
ブログに過度な幻想を抱かないでください。アフィリエイターの解説文とか読んでいると「ブログってそんなすごいのか」みたいに思うかもしれないけど、イラストレーターが仕事を獲得するためのブログって、それとはだいぶ毛色が違うものなんですよ。
ブログさえ書けば、どんどん仕事依頼がくる! みたいなのは幻想だし、自分の好きなイラストをどんどん投稿すればそのうち誰かの目に留まりどんどん依頼が! ていうようなものでもありません。
仕事獲得のために作るなら、ブログ + イラストサイトのハイブリッド型
イラストレーターが仕事を伸ばしていきたいなら、ポートフォリオサイト + ブログというひとまとまりの形のウェブサイトを作ります。
ブログ単体でもなく、イラストサイト単体でもなく、組み合わせます
このやり方は、ブログ部分とポートフォリオサイト部分、同じドメイン内にあることで意味をなすので、無料サイト + 無料ブログ、ジンドゥー無料プラン + noteみたいな作り方はナシですのでご注意を。
この形にすると仕事の依頼に結びつきやすいです。理由は主にふたつあります。
ひとつは、作例・事例だけだと検索対策的に弱くなりがちだけど、ブログがあるとそこを補えるから。
もうひとつは、ブログをうまく書ければ、プロとしての知見がある人・ちゃんとビジネスとして取り組んでいる人、という表現ができるから。
ブログ+ポートフォリオサイト=併設型サイトが仕事依頼を増やすのにおすすめ [イラストレーター] – いしつく!
とはいえ、そのためには適当にやっていても難しくて、ポートフォリオサイト部分の作り方を正しくすることと、ブログに何を書くか、が大事になってきます。
仕事依頼を獲得するためのブログのやり方
仕事依頼を獲得するためのブログのやり方は、ひとことでいうと「ビジネスブログ」です。
イラストとポエムを投稿する「絵日記」や、趣味の話ばっかり投稿していても、仕事に結びつきにくい。なんとなくわかりますよね? でもなんとなくじゃなくて、明確な理由があります。
ひたすら絵を投稿していけば、誰かの目に留まることはあるかもしれません。でも、それだけで仕事の依頼は発生しません。なぜなら、見ただけで依頼とは結びつかないからです。ましてや、イラストレーターが相手にすべき企業の人などは、慎重に検討して外注先を決めます。
この辺はSNSも事情は同じですけど、ブログがSNSとは決定的に違うところ、それは、検索エンジン対策 (SEO) が効くこと。それはつまり、読んでほしい相手に届くように考えて書けば、そのとおりに読みにきてもらえる可能性があるってことです。
ついでに仕事のノウハウを依頼主にお伝えする視点で書いていけば、あなたが信頼できるプロであることを表現することもできる。これがビジネスブログの考え方です
ブログに何を書くか — お客様・見込客の知りたいことを書く
そこで、ブログを誰に向けて書くか? 何を書くか? というのが大切になってきます。仕事を伸ばしていきたいのであれば
お客様にとって役立つ内容を書く
のが基本です。
何を書くかですが、依頼主がイラストレーターに仕事を依頼するにあたって知りたいこととはなんだろう? という視点でネタを挙げていきます。これがビジネスブログってことです。
イラストレーターのブログっていうと「イラスト上達方法!!」とか「私が最初のイラストお仕事をゲットするまで!!」など同業者向けのネタばかり書いてる人が多いですね。
でもこれは仕事の依頼を増やす効果がありません
同業者向けネタを書いても仕事の依頼は増えない
なぜか? 理由はめちゃくちゃ当たり前のことで、その記事を読みにくるのは同業者か「なりたい」人だけであり、依頼者が読みにくることはないからです。
なので、同業者向けネタはビジネスブログでは書かないほうがいい
この話をしていると、自分が否定された気がするのか、文句をいってくるイラストレーターの方がたまにいます。そういう方々の言い分は「同業者向けの記事だって書けばアクセスが増えるのだから良いのでは」的なことですが、根本的に間違っているところがあります。
というのは「誰向けでもいいからとにかく発信する」というのはSEOとは言わないし、その考え方では仕事を引き寄せるには難しい、ということ。
同業者向けネタがどうしても書きたければ、お客様向けの記事を十分書ききったのちに「サブ」として書くようにしてください。
もっと高度な話をすると、たしかに、PVを増やすことでドメインの評価が上がる面はあります。
ただ、そのブログが「クリエイター向け」として検索エンジンに評価されはじめると、何を書いても同業者しか訪問しなくなり、仕事依頼はというと閑古鳥が鳴いた状態になることがあります。いったんそうなってしまったら、方向転換は相当難しいです。
だから「誰に向けて書くか」は最初から一貫させておくことが大切なのです。
「ブログはオワコン」なのか — 実はそうでもない
「ブログはオワコン」「SEOしても大手企業に勝てないから無意味」みたいな話、聞いたことある人もいると思います。
では、イラストレーターがブログをやることは無意味なのか? っていうと、実はそうでもありません。というのも、うまくビジネスサイト・ビジネスブログをやれているイラストレーターは、いまだに少ないから。
いしつく! がはじまって以来「仕事を獲得するなら、お客様に向けて書きましょう」っていうノウハウは結構長いことお伝えしてきました。
それでもいまだに多くのイラストレーターが、同業者向けに「イラストの描き方」を投稿したがりますし、オシャレカワイイ英文字だらけのデザインブログにしたがります。なかなか、理解するのは難しいのでしょうね。
だからこそ、今ここにたどり着いたあなたなら、まだまだチャンスはある。
ちなみに、イラストレーターのビジネスブログは、別にバチバチにSEOしてアクセス数を爆上げしないといけないわけでは全然なく、ゆっくりペースの投稿でも仕事への良い影響はちゃんとあります
まとめ: ブログをうまく活用できれば仕事依頼を増やせるよ
この記事でお伝えしたかったことをまとめると、次のとおり。
イラストレーターが仕事依頼を増やしたければ:
- ブログ + ウェブサイトのハイブリッド型を作る
- ジンドゥーやWixなどのウェブサイト制作ツールか、WordPressを使うとその形を作れる
- ジンドゥーやWixを使う場合は、必ず有料プランを使う
- 何を書くか。お客様にとって役立つ内容を書く
- 同業者向けネタは書かない
- ブログで稼ぐ! ブログ飯! がしたい場合はイラスト関連ではなく、もっと儲かりやすいジャンルを選び、別ブログでやる
こうやってブログをうまく使うことができれば、イラストの仕事の依頼先を探している人が読みにきてくれるように仕向けることが可能になるので、ぜひ取り組んでみてほしい。
ブログを作るツールを選びたい人はこちらの記事も読んでみてください。
- ウェブサイト制作ツールおすすめ (ジンドゥー等でやりたい人)
- レンタルサーバーのおすすめ (WordPressでやりたい人)
- ジンドゥーとWordPress、どっちがいいの?
そして、ブログを読みにきてくれた人に仕事依頼を検討してもらうためには、ウェブサイト部分を正しく作ることも大事です。ただただデザインの素敵なものを作っても意味がなくて、情報をきちんと備えること。
イラストレーターのための
仕事の取れるウェブサイトの作り方
「イラストレーターになりたいけど、SNSに絵を投稿する以外に、何をやったらいいかわからない」
そんなふうに思ったこと、ありませんか?
ウェブサイト (ポートフォリオサイト) を作るとき、同業者の見よう見まねだけでは、せっかく時間をかけても一向に仕事依頼につながらないことも。
そうなったら悲しいですよね。
そこで開発されたのが「いしつく! の教科書 [改訂版]」、全6レッスンの記事集です。仕事の取れるウェブサイトの作り方・考え方はあります。ぜひ知ってください。
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もう少しいろんな情報を知りたい方はこちらの記事がおすすめ。


