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イラストレーターに向けて、ポートフォリオサイトの正しい作り方をお伝えしている、いしつく!です。こんちは。
今回は、ウェブサイトってどこにどう作ればいいの、サーバーとかってどうしたらいいの? って人に向けて。
「ムームードメイン for WPホスティング」っていうサービスを知ったんだけど、調べてみたらこれけっこうイラストレーター・クリエイター向けかも、って思ったのでご紹介します。
↓こんな人によさそう。
- ウェブ周りのいろいろはあんまり詳しくない
- けど仕事依頼ゲットのため、独自ドメインやWordPress (ワードプレス) はしっかり使っていきたい
- いろいろ悩むより早くサイトを持ちたい!
試しに私が実際にWordPressサイトを作ってみたところ、おおよそ30分くらいでWordPressサイト (独自ドメインつき) が作れたので、レポートします。
【前提】イラストサイトには独自ドメイン必須
本題に入る前にこれだけ言わせて。イラストサイト・ポートフォリオサイトを作るのって何のためですか? お仕事依頼が増えてほしいから、って思ってますよね?
だったら、独自ドメインを使うのは当たり前って思ってください。理由は「いしつく! の教科書」や他の記事でも解説してきたとおり。考え方はビジネスサイトとまったく同じです。
けど、レンタルサーバーに独自ドメインを結びつける作業は、慣れないと結構めんどくさいのです。ウェブのこと詳しくなくて、独自ドメインなんてハードル高いって思っている人もいると思う。
最大のメリット = 自分でインストールしなくていい!
「ムームードメイン for WPホスティング」ってなんなのか? というと、こんなサービスです。
- で独自ドメインを取得すると、追加で申し込めるサービス
- 申し込みをするだけで、独自ドメインのついたWordPressサイトが持てる
- WordPressのインストール作業は自分でしなくていい
とにかくかんたんに、独自ドメイン付きのWordPressサイトが持てるのです。
もし、レンタルサーバー + 独自ドメイン + WordPressだったら、こんな手順
WordPress でポートフォリオサイトを作ろうとするとき、レンタルサーバーを使うとだいたいこういう手順が必要です。
- ドメイン会社Aで独自ドメインを取得、契約&支払
- レンタルサーバー会社Bでプランを選んで、契約&支払
- レンタルサーバー会社Bでドメイン設定のための情報をしらべる
- ドメイン会社Aで独自ドメインがBのサーバーを指すように設定する
- 半日くらい待つ
- ドメインとサーバーの設定がうまくいったのを確認したのち、SSL (https://) の設定を申し込む。数時間待つ
- Bのサーバーに WordPress インストール
書き出してみると意外と手間なんだな…ってあらためて思いました。ドメイン会社Aとサーバー会社Bを行き来しつつ、それぞれにログインを繰り返し、それぞれに支払をして、設定をして…って感じですね。
まあウェブのプロでなくてもやってる人はいることなんで、めちゃくちゃ難しいってわけではないんだけど、慣れてても丸一日くらいは最低かかるし、慣れてない人なら当然もっと日数がかかる。
「ムームードメイン for WPホスティング」なら、サイト開設までの手順が少ない
一方「ムームードメイン for WPホスティング」を使った場合、さっきの手順に比べたらだんぜん手間が少ないです。
- で独自ドメインを取得、契約&支払
- WPホスティングに申し込み & 支払 (カード登録が済んでいれば入力不要)
- WordPressサイトが作成される (自動!)
- しばらく待ってるとSSLの設定も (自動で!) 完了。
ほとんど「申し込みしたらWordPressサイトができる」くらいの感じ。
レンタルサーバーとどう違うのか
「ムームードメイン for WPホスティング」はレンタルサーバーとどう違うのか? かんたんにまとめると、こうです。
- レンタルサーバー = 機能がいっぱいついてる
- 「WPホスティング」 = WordPressサイトのみ
レンタルサーバーは機能がいっぱいついてる
レンタルサーバーは、なにも入っていないさらのサーバー領域を貸してくれるサービスです。だからWordPressは自分でインストールしなくちゃいけないし、ドメインの接続やSSLも自分で設定する必要があります。逆にいうとその自由度が必要な人には必要ってことです。
サーバーによってはコントロールパネルに自動インストール機能とか、もっといろんな設定項目も付いてます。
「WPホスティング」はWordPressサイトに特化
「ムームードメイン for WPホスティング」も、ウェブサイトを持てるって意味ではレンタルサーバーに似ているんですが、WordPressがインストールされた環境だけをそのまま貸してくれる、という点が違います。
WordPressに特化している代わりに、レンタルサーバーによくついている細かいコントロールパネルはありません。
ただし、「ムームードメイン for WPホスティング」では、FTPとデータベースアクセス情報は、ドメインのコントロールパネルで見ることができます。
気になるポイント:SSLもFTPもOK
「ムームードメイン for WPホスティング」は機能が大幅に限られている、とはいえ、気になるポイントはちゃんと押さえてくれててありがたい。
SSL (https://〜) を自動で設定してくれる
サーバーの選び方の記事でも解説したんだけど、SSL (ウェブサイトのアドレスがhttps://〜になる設定機能のこと) は、いまどんなサイトにも必須です。
「ムームードメインWPホスティング」では、インストールされたWordPressサイトに自動でSSL設定をしてくれます。自力で何か設定する必要はなくて、ただ待っとくだけ。
FTP、データベースへのアクセスも可能
FTP (サーバー領域にログインしてファイルをアップロードしたりダウンロードする) とか、データベース (ワードプレスの文字データとか設定が保存されている) へのアクセスもちゃんと可能です。
FTPはSSH/SFTP方式、データベースのほうは要SQLクライアントということなので一般のクリエイターさんには若干ハードル高めではありますが、ちゃんとデータが取り出せるってことなのでありがたい。
ちなみにバックアップは、WordPressのプラグインを使うとかんたんですよ
「ムームードメイン for WPホスティング」のデメリットと注意点
このようにかんたんだし便利なサービスですが、いちおうデメリットも調べてみました。
メールサーバーは別売り
レンタルサーバーの記事でも解説したとおり、クリエイター・イラストレーターでも、仕事をうまく行かせたいなら、メールアドレスも独自ドメイン付きが必須。
「ムームードメイン for WPホスティング」にはメールサーバーはついてません。独自ドメイン付きのメールアドレスを用意するには、同じムームードメイン内のサービスから「ムームーメール」を申し込む必要があります。
同じコントロールパネル内から申し込めるんで、かんたんではありますけどね
WordPressの引越しができない?
「ムームードメイン for WPホスティング」では、レンタルサーバーによくある「ワンボタンでらくらくお引っ越し」みたいな機能がありません。でも、データベースもFTPもちゃんとアクセスできるので、引越しはできます。
WordPressはデータとファイルをぶっこ抜くことができれば必ずお引越しできます。WPプラグインを使った方法もありますよ
複数のWordPressをインストールはできない
「WPホスティング」は、1契約で1サイト = 1WordPressで、一つずつ料金がかかるしくみになってます。2サイト必要なら2契約いるってことです。
レンタルサーバーだと1契約内で何個でもウェブサイトを作れる (もちろん容量の範囲内でですが)、という違いがあります。
「ムームードメイン for WPホスティング」の値段について
利用料金は当記事更新の時点で、1ヶ月あたり 660円、支払は1年単位です (年間 7,920円)。
レンタルサーバーと比較すると、同じ水準の価格のプランでも、個人クリエイターが利用するのにたいていは十分だし、その値段にメールサーバーも含まれます。なので値段だけを単純に比較して、「ムームードメインWPホスティング」はちょっと割高なのでは? と思う人もいるかもしれない。
ただし、あれこれ設定の手間をかけずにサクッとWordPressサイトを持てる、というメリットに価値を感じるならば、けっして高いというわけではないかもね、といったところです。
実際にWordPressサイトを作ってみた。かんたんだった
では、「ムームードメイン for WPホスティング」で作るとどれくらい早いのか、申し込みからWordPressサイトを作るまでを実際にやってみたので、その様子を書いてくよ。
流れはこんな感じです。
- ムームードメインで独自ドメインを取得
- コンパネにログイン、申し込み
- WordPressのIDとパスワードを決める
- WordPressのインストール (自動!)
- SSLの設定 (自動!)
ムームードメインで独自ドメインを取得
独自ドメイン取得の前に、どんなドメインにするか決めます。屋号などを簡潔に表すものにしましょう。ドメインの決め方がわからない人はこの記事を読んでみて↓
独自ドメインの選びかた、決めかた【個人イラストサイト/ポートフォリオサイト】 – いしつく!
決めたら、ムームードメインへ行きます。ドメインの検索ボックスがあるので、自分で決めたドメイン名を入力して検索してみます。
取得可能だったら「カートに追加」ボタンが出てくるので、ここをクリックして画面に沿って進んでいけば、ドメインの契約完了です。ついでにここでムームードメインのIDも作っておきます。
コンパネにログイン、「WPホスティング」を申し込む
コントロールパネルにログインしたら、左側のメニュー (※パソコンでみて) から WPホスティング > 作成・管理 と進んでいくと申し込みができます。
WordPressのIDとパスワードを決める

さっき作ったドメインを選んで (または、すでにあるドメインから使いたいものを選ぶ)、WordPress用のIDとパスワードを自分で決めて入力します。これは忘れないようにどこかにメモしましょう。
次のページで、クレジットカード情報を入力します (ドメインを買ったときに登録済なら自動で入力されてます)。これでよければ、確定ボタンを押して、申し込みは完了。
WordPressのインストール (自動!)
しばらく待つと画面が変わって「WordPressのインストールができました」と表示されます。えぇもうできたん。
WordPressの管理画面のURLなどはメールで送られてきました。ちなみにこの時私はサブドメインを使ったのでちょっと設定が必要で、管理画面に入れるようになるまで15分くらい待ったかな。

試しにアクセスしてみました。まごうことなきWordPressサイトができておる。デフォルトのテーマが割り当てられてました。
SSLの設定 (自動! だけど、1つだけ自力設定)
さらに10分くらいすると「独自SSL設定完了のお知らせ」というメールが送られてきました。これで https://[私のドメイン] でアクセスできるようになりました。なんと、親切やなぁ……

ただWordPressの設定だけ、手動で変える必要があります。WordPressにログインしたら、設定 > 一般 と進みます。2箇所、http://[私のドメイン] のままになっているので、https://[私のドメイン] に変えて、保存します。
はい! というわけで、開始からだいたい30分くらいで、独自ドメインのついたWordPressサイトができました。あとは自分でテーマやプラグインを入れたり、コンテンツを作っていく作業が待ってます。
ウェブサイトづくりは、ぶっちゃけこの後の方が本番だし、大変。だから、ここまではさっさと済むに越したことないよね。「ムームードメイン for WPホスティング」があればとってもかんたんにできることがわかりました。
仕事の依頼が来るウェブサイトの作り方は「いしつく! の教科書」でぜひ。
「ムームードメイン for WPホスティング」は、こんな人におすすめ
次のような人は、「ムームードメイン for WPホスティング」を検討してみたらいいと思う。
- ウェブのことほとんどわからないけど、独自ドメイン + WordPressのサイトを作りたい
- サーバーの設定方法とかを調べて無駄に時間がかかるのはイヤ。はやく自分のサイトを持ちたい
- ウェブサイトはとりあえず1個だけ作る予定
- テーマの改造はやらない (そもそもやれない)
レンタルサーバーのほうが自由度が高いのは当然なんですが、レンタルサーバーを利用していたとしても、隅から隅まで使いこなしてる! って人は少ないんじゃないでしょうか。ウェブサイトは1個でいい、って方も多いでしょう。
また昨今のWordPressには「フルサイトエディティング」という方向性が導入されて、つまり、あまり技術に詳しくなくても、テーマの改造をしなくても、デフォルトテーマのままでも、けっこう自由に作れるようになってきています。
だったら「インストールやドメイン設定など難しいことは全部すっ飛ばしてくれる」というメリットを享受できるほうが嬉しいんじゃない? その辺りが、「ムームードメイン for WPホスティング」がクリエイター・イラストレーター向きかも、と思った次第です。
気になった人はぜひ試してみてください。







