ウェブサイト制作ツールとは? 種類、機能、注意点

イラストレーターやクリエイターも、仕事の受注を増やしたかったら、ウェブサイトを作るべき。それはいいけど、あまりウェブの専門知識がなくて、色々よくわかんない! って方もいると思います。

そこでこの記事では、プロじゃなくてもいい感じにウェブサイトを自作できるという「ウェブサイト制作ツール」について説明してみるよ。

「ウェブサイト制作ツール」とは

ウェブサイト制作ツールとは、専門知識がない人でも、ウェブブラウザの画面上で操作して自分でウェブサイトを作れるツール (サービス) の総称です。「ホームページ作成ツール」とか呼んでいる人もいる。

ツール、っていってるけど、アプリとしてパソコンにダウンロードして使う、という感じではなくて、それ自体どこかの企業が運営しているウェブサイトで、そこにログインして使うことが多いです。

昔、ウェブサイト制作っていうと、HTMLとCSSを自分で一から書いて作りました。いまもその原理は全く変わってないんだけど、ウェブサイト制作ツールを使うと、HTMLとかは意識しなくてよくなりました。

ちなみに昔は「ウェブサイト制作ツール」っていうと、Adobe GoLive (すでに終了) や Dreamweaver のことを指してました。ウェブサイトを全体的に管理したり、テンプレートでウェブページを作れるとかの機能があります

ウェブサイト制作ツールには、こんなものがあるよ

ジンドゥー (Jimdo) やWixはよく知られているけど、他にも日本製のものも含めてウェブサイト制作ツールは結構いろいろあり、以下いくつか挙げてみます。

  • グーペ……お店やサロンの経営者さんに人気
  • ペライチ……1ページだけのサイト作成で有名だった。現在は予約フォームや決済機能が売り
  • BiNDup (バインドアップ)……2000年代から根強い人気。デスクトップアプリもある
  • STUDIO……デザイナーに人気
  • おちゃのこさいさい……お店特化でスマホ利用も可
  • つくれるウェブ……シンプル機能でわかりやすい
  • とりあえずHP (とりあえずエイチピー)……パソコンが苦手な人向けに開発
  • 3do1 (サンドイッチ)……顧客管理・メール配信もできるのが売り

ちなみにWordPressも「ウェブサイト制作ツール」のように説明されることはある

「CMS」「ノーコード」とは違うのか

結論: ウェブサイト制作ツールを別の側面から見ると、CMSだったりノーコードだったりもするよ

CMS」は「コンテンツ マネジメント システム」の略で、ウェブサイト制作の中で「コンテンツを管理する仕組み」って意味です。

CMSの代表とよくいわれるのが、WordPress (ワードプレス)。でも、ジンドゥーやグーぺだって、記事やよく使う画像の管理なんかもできるんで、CMS的な機能も入ってる、って言えると思います。

ノーコード」っていうのは、「プログラムを書かなくてもアプリやサービスを作れる仕組み」っていう意味です。

ウェブサイト制作ツールのほとんどは、それを使えばプログラムを書かなくてもウェブサイトをつくれます。それはWixやジンドゥーだけじゃなくって、WordPressも使い方によってはそうです。だから、ウェブサイト制作ツールはノーコードツール、って言っても間違ってはない、かな (イコールでないけどね)。

ウェブやITの世界って、いろんな業者がそれぞれポジションとるためにいろんな用語を繰り出してくるから、こんな感じでざっくりでも理解しておけば、いちいち迷わなくてすみますよ

ウェブサイト制作ツールにはどんな機能があるか

ウェブサイト制作ツールは、前述のように「HTMLとか意識しなくてもウェブサイトが作れる」っていうのが基本なんだけど、サービスによっては、もう少し複雑な機能がついていることがあります。

  • 問い合わせフォーム
  • スライダーなど、動きのあるページを作れる機能
  • ブログ
  • デザインテンプレート
  • 予約フォーム
  • 顧客管理システム

こういうのを自作しようとすると複雑なプログラミングの知識とかがいるため、機能も手に入るのはウェブサイト制作ツールのとてもありがたいところ。

ちなみにこれらの機能がどの制作ツールにも絶対ついているということではなくて、サービスごとにあるもの・ないものがあったり、プランごとに使える機能が変わったりします。

WordPressの場合は、こういう機能が必要なときはプラグインを導入します。

ウェブサイト制作ツールを使う時、3つの注意点

ウェブサイト制作ツールはこんなに便利でありがたい存在だけど、何事も完璧ってのはないもので、利用するにはちょっと注意した方がいいこともあります。それは主にこの3つ。

  • プランによって機能制限がある
  • 完全に思い通りに作れるとは限らない
  • イラストレーター・クリエイターの場合、有料プランがほぼ必須 (「無料サイト」ではない)

順に説明していきますね。

プランによって機能制限がある

さっきいろんな機能を挙げましたが、プランによって使える機能・使えない機能、また、ページ作成数や、ブログの投稿数に制限があったりします。特にページ数に制限があるとSEO的な意味でサイトの成長が難しいので、できるだけ制限のないプランを選ばないといけない。

完全に思い通りに作れるとは限らない

広告を見てると、何もしなくても自分の思い通りに作れるようなイメージを抱いてしまうけど、実際には、作る人次第です。誰でも簡単に使えるとはいえ「ツール」なんで、使いこなせるか・そうでないかでウェブサイトの出来が違ってくるのは当たり前の話。

イラストレーター・クリエイターのウェブサイトの場合、有料プランが必須

イラストレーター等「仕事の受注を増やしたい」という望みがある場合、ビジネスサイトとして作る必要があり、独自ドメインは必須です。ほとんどのツールは無料のままだと独自ドメインが接続できないので、必然的に有料プランが必須になってきます。詳細は「いしつく! の教科書」でも解説した通り。

ジンドゥーやWixの無料プランのことを「無料サイト」って呼んでる人もいるけど、「無料サイト」じゃ仕事依頼は増やせない、というわけ

完全に個人的に絵を発表したいだけの方なら無料プランでも大丈夫です。

イラストレーターのウェブサイトの作り方、おすすめの方法は?

結局、ウェブサイトを作るのにはどのツールがいいの? という問いについて。結論だけいうと

ウェブサイト制作ツールのどれか、または、WordPress + レンタルサーバー、自分に合ったものをチョイスしよう

「絶対にこのツールで! これ一択!」ということはないよ。客観的にみるとどれも一長一短あるので。

ウェブサイト制作ツールがいいのか、それともWordPressがいいのか? で迷っている人は、「いしつく! の教科書」や次の記事で紹介するので、よかったら読んでみてください。

「ウェブサイトで仕事依頼が来るって、ほんとにそんなこと可能なの?」

そんなイラストレーターに読んでほしい「教科書」。ただの趣味サイトではなく、仕事の取れるイラストサイトの作り方・考え方が学べる、全6レッスンの記事集です。

  • 8 年間読まれ続けた人気記事 ※旧note版からの実績
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いしつく! の教科書 [改訂版]

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多くのイラストレーターさんが、ウェブサイトについて間違った考えを信じています。まずは、その間違いに気づいてください。

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