Instagram、ログインしていない人からほとんど見られていないの知ってます?【イラストレーター向け】

イラストレーターやクリエイターで、Instagram だけやってる、って人結構いますよね。「作品をインスタに載せているから大丈夫」「周りのクリエイターはみんなそうしているし」って思ってませんか?

仕事のできるクリエイターとしてやっていきたいなら、とくに企業との取引をしたいと願っているなら、考え方変えたほうがいいです。インスタだけ・SNSだけじゃなくて、仕事用ウェブサイトを持つべきです。

この記事は、プロのクリエイター・イラストレーターとしてやっていきたい、という人に向けて書いてます。インフルエンサー活動がやりたい人やグッズ販売業がやりたい人、個人として発信を楽しんでいるだけの人は対象にしていません。

ログインしてない人からほとんどの情報が見えない

インスタ、まあFacebookとかもそうなんですけど、ログインしてない人・アカウント持ってないにはほとんどの情報見れてないの、知ってました?

いちおうページを開くことはできます。が、ちょこっとスクロールするとログインを求める画面が出てきて、コメントなどは読めないようになっています。

インスタをやらない人には情報が読めない
ウェブブラウザでInstagramアカウントを開いた画面。少しスクロールするだけで、この先はもう読めない

「でも、今は企業の人だってインスタを見ているのでは?」

もちろん企業の中の人だって、個人としてインスタを使う人はたくさんいるわけだから、インスタだけやっていて企業の人の目に留まることは、あることはあるんです。

ただ、仕事中は話が別です。ちゃんとした企業の中の人は「SNSの業務中の私的利用」なんて普通やらないんですよね。

なので結局、企業はどういうクリエイターに優先的に仕事の依頼をするかというと…

  • 名刺交換をした人とか
  • 売り込みに来たことがある人とか
  • 誰でも見られるように事業用のウェブサイトを構えている人

…ってこと。

ようするに昔からほとんど変わらないんですよ。
あなたはSNSが中心かもしれないけど、ビジネス現場はSNSを中心に動いてるわけじゃない

ちなみに個人がSNSで見たクリエイターに依頼するってことはあるので、ようするにSNSしかやらないクリエイターは個人からの依頼が主になるってこと。これの良し悪しは考え方次第かもしれませんが……これはまた別の記事で。

全員が見られるSNSなんかない

フォロワー数を増やしたいとかもっと拡散されたいとかいう前に、そもそも、インスタをやらない人にはまったく届いてない、ってことをちゃんと受け止めましょうね。

インスタしかやらないということは、こういう意味です。

  • インスタをやっている人だけに作品を見せたい
  • インスタでフォローしてくれている人だけが連絡をくれればいい
  • インスタのアカウントを持っている人とだけ仕事の取引をしたい

そういうつもりじゃなくても、そういう意味なんです。

あなたの感覚では「みんなインスタをやっているから大丈夫」と思えるかもしれませんが、じつは全然そんなことはない。見てるのはあなたの周りだけ。それが現実です。

日本国内におけるインスタの利用率は、全スマホ人口の65%くらいが頭打ちだそうです。またBlueskyやMastodonのようなSNSの多様化を引き合いに出すまでもなく、全国民がやっているSNSなんてものは、独裁国家にすら存在しません。

でも、ウェブサイトは、端末さえ持っていれば誰でもアクセスできます

仕事が欲しいクリエイターがSNSしかやらないのは、こんなにも損

もちろん「インスタだけで作品を見せたい」「個人として楽しみたい」と思うこと自体は、何にも問題ないんですよ。

ですが「クリエイターとして仕事が欲しい」と考えているならば、インスタあるいはSNSしかやらないことには、こんな問題があります。

  • クリエイターの顧客はそもそもターゲット数が少ないのに、さらにその対象を制限する
  • 仕事中の企業人がSNSで依頼先を探さない
  • フォロワーのほとんどは、個人的にイラストを楽しみたい人

SNSのプロフィールに「お仕事募集中!」って書いてもさほど意味ない、といわれるのはこのあたりが理由です。

SNSだけでまともな仕事を取り、伸ばしていくのは、逆に「無理ゲー」です

じゃあ、どうしたらいいのか

仕事の依頼が来るイラストレーターになりたかったら、こんなふうにするのが合理的です。

  • ウェブサイトを持つ
  • SNSは「流入をサポートするもの」として使う
  • 仕事依頼のためにウェブサイトで「検討」をしてもらう

制作依頼は、検討の積み重ねで決まります。

企業の人は、SNSの流れるタイムラインだけ見て「絵が素敵だから、即依頼!」なんていう動きはしません。変な外注先に依頼して失敗したらタダじゃ済まないのがビジネス現場です。だから、経歴や実績をしっかり検討した上で仕事を依頼する

その「検討」をしてもらうためには、ログインしなきゃ見れないインスタのアカウントページなんかじゃ足りない。 ウェブサイトの方が圧倒的に合理的です。だからこそ、イラストレーターは事業用ウェブサイトを持つべき、といわれるのですね。

前述のように、企業の人もプライベートではインスタを見てます。でも見ただけで仕事にはなりません。インスタその他SNSからウェブサイトに誘導して、じっくり検討してもらう。この「じっくり」ができないと、仕事の依頼を逃します。

ウェブサイト = 仕事の基地。SNSは、ビジネス上はあくまで「サブ」として働くのが正解

まとめ: 仕事を伸ばしたいならウェブサイトは必須

この記事でお伝えしたかったことをまとめると、次のとおり。

  • インスタは、ログインしてない人からほとんどの情報が見えない
  • ビジネス現場はSNSを中心に動いてはいない
  • イラストレーターやクリエイターも、プロとして仕事依頼を獲得したかったら、事業用ウェブサイトを持つ
  • SNSはウェブサイトへの流入をサポートする「サブ」として活用する

じゃあその、仕事用のウェブサイトって、どう作っていったらいいのか……というのが、当サイト「いしつく!」のお伝えしている本筋です。

イラストレーターやクリエイター向けに、仕事の依頼の取れるウェブサイトの作り方をお伝えする「いしつく! の教科書」に、ぜひアクセスしてみてください。

「SNSだけやっていても企業の仕事は取れないの?」

そんなイラストレーターに読んでほしい「教科書」。ただの趣味サイトではなく、仕事の取れるイラストサイトの作り方・考え方が学べる、全6レッスンの記事集です。

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いしつく! の教科書 [改訂版]

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