このたび、イラストサイトの作り方を解説したnoteマガジン「いしつく!の教科書」ができました。
「いしつく!の教科書」とは?
「いしつく!の教科書」は、こんな方に読んでいただきたい有料記事集です。
- SNSアカウントだけじゃなくて、ちゃんと個人サイトを作ろう!と思っているイラストレーターさん
- ポートフォリオサイトを自作で作ってみたけど、あまり仕事の役には立っていないというイラストレーターさん
多くのイラストレーターさんは、こう思っているはずです。
「せっかくウェブサイトを作るからには、ただ個人的に絵を見て楽しんでもらうだけのギャラリーサイトなんかじゃなく、仕事の依頼が舞い込むようなウェブサイトを作りたい」と。
でも、その作り方がわからない。
そこで書いたのが「いしつく!の教科書」です。
イラストレーターさんの多くは、営業が苦手だったり、口下手だったりします。ならば、ウェブサイトをきちんと作って、きちんと育てて、あなただけの専用営業マンになってもらおうじゃありませんか。
イラストレーターさんのお声
いしつく!の教科書を読んだイラストレーターさんからは、こんなメッセージをいただいてます。
- 為になるアドバイスをありがとう。たくさんのヒントをもらいました
- 身の引き締まる思いです。イラストレーターとして成長できるように、頑張ります☆
- 自分が作ろうとしていたサイトが大間違いだったのに気づいた。目からウロコです
記事を拝見させていただきました。わたしのHPまさにポートフォリオドツボにハマってしまってます💦いしつくさんの記事から学び、今から修正してまいります。ありがとうございます❣️
— LittleAmi – リトルアミ (@littleami_tw) January 11, 2020
いしつく!さんのnoteで勉強させていただきました^ ^
— 蒼澄空良 | マンガ家・イラストレーター (@Sora_Aozumi) January 23, 2020
ありがとうございます😊
はわわ!ありがとうございます!!じつはサイト作成前にいしつくさんのnote熟読させていただいててめちゃくちゃお世話になっています‼️🙏これからも勉強させていただきます💕
— たぐちまり/イラストレーター (@t_mari_tw) January 31, 2020
おおっぴらにコメントしてくれる人はあまり多くないのですが実はそれには理由があって、「役立ったので同業者=ライバルにはあまりシェアしたくない」というお声も届いてます。なるほど。いずれにせよお役に立てたようでよかったな〜と思っております。
ウェブのプロの視点で正解を教えます
「イラストサイトの作り方」みたいな記事を書いているイラストレーターさんは他にもいます。
ただ、筆者はイラストレーターとしてフリーランスのキャリアを始めたけど、今はウェブマーケティングやウェブコンサルティングのプロとしても活動している人間なので、いちおう「ウェブのプロ」視点の正解をお伝えできるんじゃないかなって自負してます。
イラストレーターとしてベテランの人でも、ウェブのことは詳しくなくて手探りでやっている場合がほとんどだしね。
一般的にみんなが「こうしたほうがいいらしい」って言ってるけど、実は間違ってる、みたいなことってウェブとかSEO関連には結構多いんだよね。
いしつく!の教科書 各章の構成と内容
「いしつく!の教科書」は、まえがき+5章の構成になってます。
まえがきでは、多くのイラストレーターさんがウェブサイトの作り方を間違っていること、それと、私がなぜそれに気づいたか、の経緯をお話しします。
1章では、イラストレーターさんの多くがしている「勘違いあるある」を挙げます。
ウェブサイトを作ろうとしていきなりデザイン画を描き始めたり、そもそもSNSで十分じゃん、なんて思っていたり。間違った考えのもとにウェブサイトを作ると仕事の役に立たないので、まずは今までそんな勘違いをしていなかったか、チェックしてみてください。
2章では、考え方の話をします。ウェブサイトを仕事に役立たせるにはどうすべきか、という作戦の話です。
イラストレーターさんはとにかく手を動かしたがります。だから「どのツールがいい」とか「デザインはどうすべき」という話ばっかり興味を持ってます。でも、実はそれじゃだめですよ、ということを知ってもらえたら。
3章から作業の話が登場します。お料理のレシピで例えるならば、材料と下ごしらえの説明の部分です。サーバーや独自ドメインはどうしたらいい?とか、画像の準備のしかたなどをお伝えします。
プロフィールの書き方を説明する箇所では、個人的でありきたりなプロフィール文を立派に改善させた具体例も出てきますので、プロフィール文の書き方がわからない人にもぜひ読んでほしい。
4章では、具体的な例をお見せします。実在のウェブサイトをネタに、スクリーンショットを交えながら、なぜそのレイアウトになっているのかをこまかく説明します。
ネタ元のサイトは実際に運営され仕事の役にも立っているイラストレーターの業務サイトです。オシャレなデザインを作っているのでは決してなく、訪問者の行動や心理を考えてレイアウトを決めていることがわかると思います。ちなみにこの章がいちばんボリュームが多いです。
5章では、ウェブサイトが完成したあとどう役立てていくか、についてお話しします。ウェブサイトができても、そのまま放置するだけでは仕事の役には立ってくれませんので、育てていくことが大切です。
いしつく!の教科書 目次一覧
9割のイラストサイトは仕事の役に立っていない
- イラストレーターのウェブサイトの大半は、問い合わせの来ない無駄サイト
- 地方在住・経験ナシ・コネ人脈ナシでも東京の大手出版社と取引できたイラストレーターの話
- ウェブサイトは、ちゃんと作れば強力な仕事の窓口になってくれます
イラストサイトに仕事の問い合わせが来ないのは、こんな勘違いをしているから
- 「作品ギャラリー」を作ろうとする
- ウェブサイトなんて活用できないものと思い込んでいる
- SNSとクラウドソーシングで十分だと思っている
- 技術用語や最新サービスにばかりこだわる
- いきなりデザイン画をつくる
- 匿名でやろうとする
- 同業者仲間にばかり見てもらいたがる
- ウェブサイトを作ったらそれで終わりと思っている
- 作品さえ良ければそれで仕事が来ると思っている
仕事の取れるイラストサイトを作るための、正しい作戦
- うまくいくやり方にはテンプレがある
- 依頼主は決して衝動買いをしない
- いちばん大切なのは、信頼を得ること
- イラストを言葉化する
- 検索を意識する
- ブログは信頼を得るために使う
- 顧客リストを作る
- SNSでのバズも、過剰なアクセス稼ぎも要らない
仕事の取れるイラストサイトを作るためには、こんな材料をそろえよう
- ウェブサイトはどこで作る?無料サービス vs レンタルサーバー
- 独自ドメインがどうしてそんなに大切なのか?
- 独自ドメインとサーバー、メールアドレスの用意のしかた
- プロフィール文の書き方と改善例
- 顔写真を用意しよう
- イラストをカテゴリ分けしよう
- イラスト画像の準備のポイント
- 実績をまとめよう
- ポートフォリオを見直そう
- 資料ダウンロードのしくみと要件
- Google Analytics、Search Console、Googleカレンダーを用意しよう
- 準備チェックリスト
仕事の取れるイラストサイト、レイアウトの正解例
- はじめに – これはどういうウェブサイトなのか
- どのように作られているか(技術)
- どんなページがあるか(構成)
- ヘッダー – ロゴと連絡先
- ナビゲーションメニュー – 数は5つ、日本語で
- フッター – ミニ・サイトマップ
- フッター上のエリア – 全てのページに入れる
- ホーム – 特徴と信頼を伝える流れが必要
- 実績一覧ページ – まとめかた
- プロフィールページ
- 「制作について」ページ – 作るポイント
- イラスト制作例ページ – 絵だけ見せるのではない
- FAQ(よくある質問とその答え) – 意外と重要
- ブログ – 一般的レイアウトでOK
- 問い合わせフォーム – 「シンプル is best」は嘘
- ダウンロードフォーム
- この章の最後に
仕事の取れるイラストサイト。作ったあとどうする?上手な活用とは
- 検索エンジンに把握してもらうには
- 他のサイトからのリンク
- サーチコンソール、Google Analyticsを使おう
- SEOとは何か?
- ブログのやりかた
- 現実の営業と結びつけていくには
- 「知ってもらう系行動」よりも「つながりを築く系行動」を
- お知らせメールの送りかた、メールの内容、書きかた
- さいごに
読むかまだ迷ってるイラストレーターさんへ
好きなとこから読んでいいよ
ほんとはできれば1章から順に全部読んでほしいです。というのも、作戦を理解してないと後のほうの章で理解しづらいところも出てくるから。
でも、ある程度はわかってる、って思っているイラストレーターさんは気になる章だけ読んでもいいよ。それでも役立つように書いたつもりです。
会員登録なしでも購入できるよ
こういうのを読んでいることを、あまりほかの人には知られたくないってイラストレーターさんは、noteに会員登録せずに購入だけすることもできるよ。会員登録せずに購入すると、いしつく!の教科書の内容はメールで送られてきます。
ウェブブラウザ上で読みたい場合は登録が必要。イラストレーターとしての活動用のnoteアカウントとは別に、読む専用アカウントを作っても大丈夫です。
「仕事の依頼が来るウェブサイトの作り方を知ってほしい」っていうのには、じつはもうちょっと理由があるんです。あとがきからの引用を少し。
私は今もイラストレーターとしても活動しているので、ある人からはこのように言われます。「同業他社にそんなにいろいろノウハウを教えては、あなたが損してしまうのではないか?」と。
私は逆だと思っています。私は、ちゃんとビジネスに向き合えるイラストレーターが増えてほしいと願っています。それがみんなの地位を底上げし、ひいては自分も仕事がやりやすくなると、結構本気で思っています。
共感してくれた人は、ぜひ読んでみてください!