芸大・美大を卒業しないとイラストレーターになれない? → そんなわけない。商売を立てることのほうが圧倒的に大事

なんかよく聞かれるので。

イラストレーターになるのに、美大・芸大出身である必要はありません。

イラストレーターは大半が個人事業主/フリーランサーなので、取引先にいちいち学歴を尋ねられることなんてありません。

そんなことより、イラストレーターとしてどんな強みをどう売るか、を考えたほうがいいです。

「美大出身だからあなたに頼みます」とか言われたことない

筆者は美術学部ですが、仕事を請けるときに「ああ、あなたは美大出身なんですね、ならばあなたに仕事を頼みます」とか言われたこと一回もないです。15年以上やっててマジで1回もない。

いしつく!のフォロワーであるイラストレーターさんで、美術学部出身でも専門学校卒でもない方を数名存じ上げていますが、はっきり言って活躍してます。

たしかに、自分の学校時代を振り返ってみると、課題に対してベストの答えをひねり出し格闘した経験、締め切りまでに必ず提出する体験など、仕事に役立ってる感じはします。でも実際には課題と仕事はかなり違うものです。

デッサン力を獲得するのに美大に行くべき? → 意味不明

美大・芸大に行っているとデッサン力が身につくので、行くべき、的なことを耳にすることもありますが、正直、この意見も謎だと思ってます。

独学でもデッサン力はつけられるし、イラストレーターになるのにデッサン力が全てじゃないからです。というか画力が全てでもないです。

私はデザイン科だったので別に四六時中デッサンの授業があったわけじゃないですが、美大に入る前の予備校ではほぼ毎日デッサンをしていました。

たしかにものを正確にみる訓練にはなったし、パースの基本は身につきましたが、イラストレーターとして仕事をするにあたって、そこまで直接関係ある実感は特にないです。土台にはなっているんでしょう。

マンガゲーム系、萌え系の絵柄の人はデッサン力を問われることが多いと思います。私はそっち系じゃないので詳しいことは知りません。でも、デッサン力が全てじゃないのはどんなジャンルも変わりません

イラストレーター ≒ 事業主

イラストレーターは、就職先は相当限られているので、ほぼ個人事業主/フリーランサーとイコールです。ということは、自分で自分の商売を立てていかねばなりません。

外注先に仕事を頼むのに、いちいち相手の学歴を気にする人はいません。

依頼者は、望む仕事をしっかりやってくれるか、要望に応えてくれるかどうかを知りたいんです。そこさえしっかり対応してもらえるなら、学歴とか本当にどーでもいーんです。

私は美大卒を理由に仕事が来たことなどないと書きましたが、それはそういう理屈だからです。

美大を出ていないからイラストレーターという商売をしてはいけない、なんて決まりなどどこにもありません。もしデッサンが苦手なら自分の勝負できる画風で商売をすればいいのです。

学歴なんかより「商売上の売り」が圧倒的に大事

「美大卒じゃないから仕事が来ないかも」とか心配する前に、もっと圧倒的に大切な問題があって、それは、ちゃんと仕事について考えているか? という点です。

イラストレーターを目指す人は、なんとなく、とりあえずSNSにイラストを流してみんなに見てもらえれば、そのうちどこかからお仕事をもらえるはず、と考えている人が多いです。

正直、そんなふんわりした感じでは仕事をとるのは無理です。「どこか」ってどこ? って感じです。前述のように、イラストレーターになる、とは、商売を自分で立てることなので、まずは商売上の売りを考えねばなりません。

どこからどんな仕事を受けるの? あなたはどんなサービスを提供できるの? その辺ちゃんと考えてますか? もしまだだったら「いしつく! の教科書」を読んでみてください。考えをまとめるヒントになると思います。

イラストレーターのための
仕事の取れるウェブサイトの作り方

「ウェブサイトで仕事依頼が来るっていうけど、どう作ったらそうなれるの?」

そんなふうに思ったこと、ありませんか?

ウェブサイト (ポートフォリオサイト) を作るとき、同業者の見よう見まねだけでは、せっかく時間をかけても一向に仕事依頼につながらないことも。
そうなったら悲しいですよね。

そこで開発されたのが「いしつく! の教科書 [改訂版]」、全6章のnote記事集です。仕事の取れるウェブサイトの作り方・考え方はあります。ぜひ知ってください。

  • 読まれ続けて 7 年間※
  • 延べ 1,000 人以上のクリエイターが購入※
  • Xリポスト・まとめ買いでお得に

※旧版からの実績です

いしつく! の教科書 [改訂版] 記事概要

この記事も読んでみてください:

この記事が役にたったら、シェアしよう