ウェブサイト (ホームページ) を作ったのに、思ったほど見られない。問い合わせも来ない。そう思っている方へ。
結論からいうと、ウェブサイトは作っただけですぐアクセスされるわけではありません。検索やSNSなど、外から人が入ってくる導線を用意して補強していきましょう。
この記事ではいわゆる「ウェブ集客」についての基本を解説します。
ウェブサイトは作っただけでは人は来ない
前提として、ウェブサイトを公開したらすぐにたくさんの人が訪問するわけではありません。検索エンジン (主にGoogleですが) が見つけてくれないとウェブ検索の結果に出てきません。なので、ウェブサイトを作るだけじゃなくて、見にきてもらう努力や工夫が必要です。
ウェブサイトに人を集める方法には何があるのか
ウェブサイトに人を集める方法は主に次の3つ。
- SEO (検索結果から見つけてもらいやすくする)
- SNS投稿で存在を知ってもらう
- 広告 (ウェブ広告・SNS広告) で人を集める
それぞれ特徴があります。
- SEO = 労力と時間がかかるが、いったんうまくいくと長く効果が続きます
- SNS = 拡散や告知には向いているが、タイムラインはいっときのものなので、それだけで安定した集客をするのは難しいです
- 広告 = 早く人を集めやすいが、お金がかかる上、SNSと同じく効果の時間は短いです
どれが最上ということはなく、自分のウェブサイトの目的や予算に合わせて使い分けます。
SEOは、検索結果から人に見つけてもらう方法
検索結果から人がウェブサイトを見てくれるようにする「検索エンジン最適化 (SEO)」はウェブ集客の基本的な方法です。
SEOとは、検索エンジンで何かを調べた人に、自分のウェブサイトを見つけてもらいやすくするために、ページを作ったり直したりすることです。たとえば、調べる人が使いそうな言葉をページに入れる、ページの題名をわかりやすくする、知りたいことにちゃんと答える内容にします。
ちなみにSEOとは何かの裏技だと思っている人がいまだにいますが、むしろその全く逆です。文章の書き方が直結してくる分野なので、人手と労力がかかります。
もっとも、自分でやれば料金はタダですが
SNSは集客の本体ではなく、ウェブサイトへの入口として使う
SNSをうまく活用することで、ウェブサイトへの流入を助ける役割をさせることができます。SNSで情報を流し、ウェブサイトへの誘導をします。
SEOは検索エンジンが見つけてくれるまでに最低でも数週間かかりますが、SNS投稿なら、すぐにでも誰かに見つけてもらえる可能性があります。
ただし、SNSを過信しすぎないでください。
そもそも、すべての人がやっているSNSは存在しません。たとえばInstagramは、こちらがいくら頑張って投稿しようとも、Instagramをやらない人には一切見えません。また投稿は流れていくので、過去の情報も探しにくい。フォロワーの中でも情報を熱心に見てくれる人はほんの一部です。
このように、SNSの情報はあなたが思っているほど見られていませんので、「集客はSNSだけでいい」「ウェブサイトはいらない」と考えるのは間違いです。
ウェブサイトは誰しもがアクセスできるメインの情報案内所、SNSはそこへの流入をサポートするもの、と切り分けて使うのが正解
広告は、お金を払って人を集める方法
ウェブ広告・SNS広告は、お金を出して露出を増やしてもらうことです。これはすぐに人を集めることができます。また狙った期間だけやることができるし、見せたい相手を工夫次第ではコントロールできるので、大変便利な手法です。
ただし費用がかかります。かなり高額になる場合もあります。ですので、サイトの目的とゴール、費用対効果を十分検討した上で使わないといけません。
また、サイトの中身や導線が整っていないまま広告を出すと効率が悪いです。
個人事業とか小規模事業の場合は、基本的にはSEO (検索対策) やSNS投稿などのお金のかからない方法でまずは試してみて、それである程度手応えを得られたら広告でブーストする、という順番が基本です
集客の前に、問い合わせや依頼につながるサイトになっているか?
集客の前に、もっと大事なことがあって、それは、ウェブサイトの目的を決めておくことです。
なんのために設けたウェブサイトなのか (目的)、訪問者 (お客様) のゴールはなんなのか。そこがきちんと設定されていなければ、せっかく人をあつめても意味がありません。
たとえばよくあるのが、イラストレーターのホームページ。本人は「仕事の依頼を増やしたい」という思いで作っているのですが、一般の人から見ると「イラストを鑑賞して楽しむギャラリー」に見えるので、訪問者は楽しんだら離脱していきます。結果、仕事の依頼が来ない。
このようなケースでは
- ウェブサイトの目的はあるが、表現できていない
- 訪問者をゴールへ導けていない
という問題があるといえます。
訪問者から見て、何のサイトなのかわからない、何をしたらいいのかわからない、問い合わせたくてもどうしたらいいのかわからない、そんなウェブサイトを作っていませんか?
まずはそこを十分に振り返ってから、集客をやりましょう。
FAQ
Q. どうして、ウェブサイトを公開した直後では検索結果に表示されないのですか?
検索エンジンは、自動巡回プログラム (「ボット」とか「クローラー」とか呼ばれてます) がウェブ上にあるページを巡回することでウェブサイトの存在と内容を把握してます。公開したばかりでどこからもリンクされていないウェブサイトは、その存在が見つけられないので、検索結果にも出ないんです。
Q. 検索エンジンにはどうやって登録するんですか?
検索エンジンには「登録」はありません (大昔にはありました)。でも Google Search Console (サーチコンソール) というツールは「登録」に少し近いものなので、ぜひこれを設定しておきましょう。
Q. SNSだけではダメなのはなぜですか?
「みんなインスタをやっているから」といった考え方が間違っているからです。「みんな」はやっていません。
新しいSNSが林立し、人によって使うSNSはますます分散していきます。またSNS疲れや不信を感じて、SNSから距離を置く人も増えています。
誰でも端末さえあればアクセスでき、つながりなど関係なく気軽に情報にアクセスできるウェブサイト (ホームページ) を主軸に据えるほうが、長く安定的に集客できます。
まとめ: ホームページ集客は「夢の方法」ではない
ウェブ集客は、一発でうまくいくことはなかなか少ないと思います。試行錯誤も努力も必要です。ウェブ集客は「夢の方法」ではないことをわかってください。ただ、ウェブに頼らない集客もそれなりに大変なわけですし、効果がある程度計測できるぶんウェブ集客のほうがまだ楽なのかな、と個人的には思っています。
大事なポイントを再度まとめると、次のとおりです。
- ウェブサイトは公開して終わりではなく、見つけてもらう工夫が必要
- ウェブサイトの目的と、見に来た人をどこに導くかが重要。これができていないと集客も無駄になってしまう
いしつく! は、個人クリエイターやイラストレーター向けに、ウェブサイトの作り方をお伝えしている情報サイトです。
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