イラストサイトで、イラスト制作の料金・値段を公開することの是非

イラストレーターさんが仕事獲得のために運営しているウェブサイトで、料金表を載せることがいいことなのかどうか、について。

結論としては、公開の場所に大っぴらに値段を載せることは避けて、限定的に伝えるのがいいと思います。

世間のさまざまな商売において、値段を載せることをどのように決めているのかを参考にしながら、考えてみましょう。

目次
  1. 一般向けの商売では、値段がどうしても必要
  2. 企業間取引では、必ずしも値段を載せない
  3. 世間のB to Bサービスではどうか
  4. B to Bサービスの事情は、そのままイラストレーターにも当てはまる
  5. 結論: 参考価格の提示や、特定の人への公開がよい
  6. 特定商取引法と、イラスト制作価格を載せなきゃいけないかどうかについて

一般向けの商売では、値段がどうしても必要

一般個人向けの商売では、値段が載っていないとどうしようもないところがあります。例えば私たちがAmazonで日用品を買うとき、商品を見て、値段を見て、その場で納得してショッピングカートに入れます。

この一連の流れをスムーズにさせるのが一般向け商売の要なので、値段がわかなければ買ってもらえません。

仮に、一般人だけを対象にイラスト制作を受注しているのならば、ウェブサイトにも値段は載せたほうが当然いいでしょう。

企業間取引では、必ずしも値段を載せない

ですが、イラストレーターさんの取引は基本的には、制作会社や出版社を相手にします。いわゆる「企業間取引」とか「B to B」と呼ばれるかたちです。

そうした取引においては、顧客は私たちがAmazonで日用品を買うような動きはしません。顧客がイラストレーターのウェブサイトを見にきているのは、気に入ったら即ポチするためではなく、情報を集め、検討するためです。

このことについては、いしつく! の教科書でもお伝えしているとおりです。

世間のB to Bサービスではどうか

さて、世間にはもちろん、イラスト制作の他にも様々のB to Bサービスがあります。医療機関向けの電子カルテシステム、社員教育コンサルティング、飲食店向けの大型什器リース、などなど。

そうしたサービスのウェブサイトの多くは、おおっぴらに値段を掲げることはあまりしません。

理由はいくつかありますが、ここでは3つの理由を挙げてみます。

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